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コラム
 ■ブロードバンドインダストリーとは何か■ 【2002年7月】

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スペース  先日、ある民間シンクタンクの研究所のセミナーに招ばれ、「ブロードバンドインダストリーとは何か―新段階に入ったITインダストリーの全体像とそれが牽引する社会・産業変化の読み解き方」というテーマで2時間ほど喋ってきた。

 この問題についてはこう捉えるべきではないかと、この1―2年考えてきたことがあったので、この機会にそれをじっくり説いてみようと多少時間を掛けて全体の流れを組み立ててみた。
 その全体構成は次のようにした。

 第1部.先行モデルとしての米国―米国で90年代に何が起きたか
 第2部.ブロードバンドインダストリーとは何か
   1)IT業界の環境変化
   2)ITインダストリーの進化形としてのブロードバンドインダストリー
   3)日本型ブロードバンドインダストリーの全体構造と焦点動向
 第3部.2010年の日本社会
    ―変質する日本社会のマクロ要因とそのドライビングフォースとなるユビキタスネット、Webサービスのインパクト

 上記の流れで喋ったその講演で、筆者が強調したかったことは、下記の3つの事柄である。
  • 端末ハード、ネットワーク、コンテンツの三位一体で構成されるブロードバンド・ビジネスは進化を続ける新巨大複合インダストリーだが、それ自体は社会全体の中ではパイプ、もしくはインフラの役割を果たすにとどまること。

  • そのパイプの両端に位置するのは一般消費者・企業のユーザーと、GDP中のサービス財になること。この両端部分は、人口動態やグローバリゼーションなどのマクロ要因の面から現在進行形で変質を続ける日本社会の中枢に位置すること。

  • 従ってブロードバンドがあろうがなかろうが日本社会の変質は進むが、ブロードバンドインダストリーは、その変化の促進剤の役割を果たすと考えられること。とくにWebサービスとユビキタスネットのインパクトが大きいのは間違いないこと。
 以上のようなことを、米国や日本の様々な数値と傾向、また8年前の会社の設立以来わたしたちが関わってきた多様なプロジェクトで発掘、検証したファクトやデータで補強しながら、ゆっくり喋ってみた。幸いなことに、130社ほどご出席いただいた参加者からの反響は思った以上のものだった。

 このコラムの場所ではそれ以上を展開する訳にはいかないが、筆者には1つの予感がある。

 それは、ブロードバンドは、今このテーマについて議論している多くの人々が思いもかけなかったような方向で実際には発展し、広範に使われるようになるのではないかというものだ。ブロードバンドというと、豊富なエンタテインメントのコンテンツが自在にネットを流れるというのが必ずいわれることである。エンタテインメントは、確かに今より発展を続けるのは間違いないだろう。だが20世紀に電話や映画やTVがわれわれの生活と社会を一大変貌させたような巨大フロンティアは、もうエンタテインメントの領域には残っていないのではないかというのが、筆者の直観的判断なのである。

 では巨大フロンティアはどこにあるのか。その予感と方向の示唆は講演では喋ったが、このテーマについては、機会があればまた改めたい。

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